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ななころひやおきない【登録タグ MAYU NexTone管理曲 VOCALOID wogura うたたP な 大合奏!バンドブラザーズP 曲 曲な 殿堂入り 鳥居羊】 作詞:鳥居羊 作曲:うたたP 編曲:うたたP 唄:MAYU 曲紹介 やる気が無いってことをやる気満々で主張していくスタイル 歌詞を 鳥居羊氏 が、イラストを wogura氏 が、動画を やまかずP が手掛ける。 コンピCD『EXIT TUNES PRESENTS Vocalofanatic feat. GUMI、IA、MAYU』収録曲。 歌詞 ダウンダウン イカンです 今すぐ起きなきゃ イカンです 時刻を見たら 地獄です 寝たふりしたら イカンです わたくし はなはだ遺憾です オフトゥントゥン・・・オフトゥントゥン・・・ 今日こそやらなきゃ イカンです 推移というか “睡移” です 死んだふりでも イカンです わたくし 遺憾の意を示す ダウンダウン イカンです 今日もまた倒れてしまいます ふて寝して死んだふりをして 今やる 今日 明日やる 今年やる ダウンダウン イカンです わたくし はなはだ遺憾です 起きあがって輝け前向きに! わたくし “行かん” の意を示す! やられっぱなしは イカンです 今年はひと味違うのです 少しの遅れも イカンです わたくし とうとうやるのです オフトゥントゥン・・・オフトゥントゥン・・・ 雨が降ってる イカンです 電車も混んでる ヨカンです 何故か怒ってる オカンです わたくし 遺憾の意を示す ダウンダウン イカンです やはりまた倒れてしまいます ふて寝して死んだふりをして 今やる 今日 明日やる 今年やる ダウンダウン イカンです わたくし はなはだ遺憾です 起きあがって気合だ!顔は ( ˘ω˘)スヤァ わたくし “行かん” の意を示す! オフトゥントゥン・・・オフトゥントゥン・・・ ダウンダウン イカンです 今日もまた倒れてしまいます ふて寝して死んだふりをして 今やる 今日 明日やる 今年やる ダウンダウン イカンです わたくし はなはだ遺憾です 起きあがって輝け前向きに! わたしはやります!また来年! (オフトゥントゥン) コメント CDでいつも聴いてます!歌詞も韻を踏んでいて、面白いですね。でもMAYUちゃんの部屋の散らかりっぷりにはビックリしました。 -- 竜奇 (2014-03-14 22 50 41) MAYU、可愛いわ。さすがね。 -- 黒猫 (2014-03-15 07 39 09) 眠くなってきた、おやすみー -- 名無しさん (2014-03-15 13 01 46) 作業早いwwwこの曲好きですほんと -- 名無しさん (2014-03-16 11 28 53) この曲、気に入りました! -- 名無しさん (2014-03-17 22 33 50) かわいいww面白いww -- 名無しさん (2014-03-23 07 54 55) オフトゥンの場所が好きです。自分みたいと友達に言われました…w -- 3332 (2014-04-05 19 38 25) いかんともコメントしがたい自分が甚だ遺憾ですww -- ddd (2014-04-18 22 59 47) これ朝聞く速攻眠くなるからみんな試してみて!(爆弾投下) -- ゆーり (2014-06-29 18 54 06) もっと時間がたてば「いつかやる」になりそう(ーωー;) -- 1年4組のニジオタ女子 (2014-07-12 14 13 53) とにかくMAYUちゃんがかわいい -- ワアアアアアアアイ (2014-08-24 22 26 38) イカンですイカンですって、MAYUたんはイカンです少女だね -- 良太 (2014-08-30 23 11 39) もうやらない笑 -- 名無しさん (2014-11-13 11 45 54) MAYU可愛い。歌詞も動画も好きです!『今やる 今日 明日やる 今年やる』に -- リノ (2015-06-16 17 45 59) 久しぶりに聴いたけどイイネ(*・ω・)グッジョブ -- あんこ (2015-10-16 21 54 51) いつものヤンデレはどこに… -- 名無しさん (2016-04-17 17 13 52) 今やる今日明日やる今年やるのとこが個人的に好き -- 名無しさん (2016-09-23 17 49 50) ヤンデレじゃねぇww作業妨害BGMw -- かのん (2016-09-23 20 17 54) 思わず気が抜けるかわいらしい曲ですね⭐ -- 時雨 (2017-12-15 20 18 51) 名前 コメント
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幼馴染ミン・ヒョリンとクァク・シヤンが茨の道を経て恋人として結ばれた。 27日に韓国で放送されたMnet金曜ドラマ「七転び八起き、ク・ヘラ DVD」最終回では、紆余曲折の末に恋人となるセジョン(クァク・シヤン)とヘラ(ミン・ヒョリン)の姿が描かれた。 ジェグク(ユン・ダフン)の邪魔にも最高の新人となった七転び八起きが韓国を代表するワールドスターを選ぶショーにキャスティングされた。6組だけが上がれる栄光のステージ。七転び八起きメンバーはこのステージに上がることに意義を置いたが、ジェグクは違った。ギジュン(キム・ミンジェ)を使って相変わらず妨害した。 七転び八起きの出番を変えて混乱を起こしたことに続き、音響事故まで起こしたのだ。しかし、いばらの道を歩いてきた七転び八起きは動揺しなかった。ヘラのピアノ演奏に合わせステージを終えた。客席はスタンディングオベーションを、プロデューサーも満足を示した。その結果、七転び八起きはジェグクのIMPACTと共に決勝に進出した。 決勝ミッションは自作曲。舞台に上がる前にジェグクは「生半可な覚悟で這い上がってきたことを後悔させてやる」と七転び八起きを脅迫した。しかし、七転び八起きは屈しなかった。ヘラの自作曲を美しいハーモニーで歌い上げ、再び拍手喝采を受けた。この場でジェグクの悪行も暴露した。ヘラの父の曲を奪い、ファンジェエンターテインメントを育てたジェグクの過去の悪行を暴いたのだ。 ショーの優勝者はIMPACTだったが、反響は大きかった。ファンジェエンターテインメントの社員たちまでも彼の過去の悪行を暴露し、通報し始めたのだ。結局、ジェグクは逃走を図るも詐欺の疑いで逮捕された。 七転び八起きメンバーも夢を追いかけて解散した中、三角関係も自然に整理された。レイ(B1A4 ジニョン)がヘラの幸せのために彼女を送ったのだ。さらにレイはギジュンの罠に落ちたヘラを救うために自分の夢を担保につかまっていた。セジョンと兄弟の情を感じあい、レイはアメリカへ旅立った。 これに先立ち、レイがセジョンにプレゼントしたのは、もう一度ヘラに近づける勇気。「愛してる」というセジョンの告白と口付けが「七転び八起き ク・ヘラ DVD」のエンディングを飾り、気持ちの良い余韻を残した。
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B1A4のメンバージニョンの前でミン・ヒョリンは恋に落ちた女だった。 韓国で14日に放送されたMnetのミュージックドラマ「七転び八起き、ク・ヘラ DVD」第10話では、やさしい愛嬌で混乱しているレイ(ジニョン)を慰めるヘラ(ミン・ヒョリン)の姿が描かれた。 レイが落ち込んだのは、ヘラとセジョン(クァク・シヤン)の関係のせいだった。新しく始めようというセジョンの告白と二人のキスを目撃したレイは混乱した。 そんなレイに「彼女が笑うでしょう」を演奏してほしいと頼んだヘラは「今日一日笑わなかった恋人さんにとても適切な選曲なので、よく吟味してくださいね」と愛嬌たっぷりな語調で話した。 続いてヘラは「ヘラも一緒に弾いてくれる?」というレイの言葉に従って一緒にピアノを演奏した。レイを見つめるヘラは確かに恋に落ちた女だった。 ヘラが断り続けてもセジョンは告白を繰り返し、三角関係はいっそう深刻になった。ヘラの心がどこに向くか、今後の展開に対する好奇心が高まっている。韓国ドラマ 七転び八起き ク・ヘラ DVD
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作詞:ひとしずくP・やま△ 作曲:ひとしずくP・やま△ 編曲:ひとしずくP・やま△ 歌:鏡音リン・鏡音レン 翻譯:黑暗新星 不屈不撓千年之旅 在睜開眼睛的一瞬間 開始的故事 主角(我),好像,沒有記憶,…全部失去了? 一句句的名臺詞 從右向左飛去 被說是「拯救世界的英雄醒來了」…… 誒?!我陷入大混亂之中了…, 「傳說中的勇者殿下…!」 …是,我嗎…? 「沒錯、沒錯!」 認錯人了吧?? 因為生銹而無法使用的這把劍…就能作為身份的證明? 這是過去的英雄的武器,光之劍…? 「好像…!」 大方的國王殿下 沒有絲毫懷疑 將古老的寶藏全部,都託付到了這雙手中 總之,世界好像遇到了大危機… 居然將那命運交給這樣的我… 「交給你了~!」 各種各樣的…,啊啊,穿過腦海 拯救世界什麽的…好像無法勝任的【現實】 懲惡揚善,王道就好! 「理所當然的!!」 希望大團圓的話…? 「捷徑是…」 考慮些有的沒的,太蠢了…? 「只要一個勁地前進就好了!」 就算思考也一個樣…? 「重複再來…?」 盡是些不懂的事 「尋求記憶…」 船到橋頭自然直,總之先向前沖 「不屈不撓的困難之旅」 「那麼,要去哪裡呢~?♪」 「嗯—,那麼,就先去容易的地方…」 「那麼,…就去炎之要塞!」 「一路走好~~♪」 「…怎麼感覺,那個,好像突然把我送去了可怕的地方…我說,不要丟下我啊—!」 「比如…」 以此為始的沒有結局的無限故事 不需要什麽答案 反正什麽都不知道 如果在這世界之中的某處一定 有我的存身之地的話… 「就去找出來吧!」 祈禱的火焰照耀著 那未知的道路 突然回憶起來了,逐漸重疊的【虛像】 簡潔明瞭,王道就好! 「理所當然的!!」 希望大團圓的話…? 「繞遠路也是…」 尋找同伴 突破地牢 「必要的!緩緩地前進吧!」 迷路了也不知為何毫髮無損…? 「終於到達…」 本該不知曉的答案…? 「記憶照耀著…」 船到橋頭自然直,總之先向前沖 「不屈不撓的困難之旅」 「我說,勇者啊!」 「有想起些什麽嗎~?」 「沒~有,完全沒…」 「是這樣嗎~!」 「別管了,輕鬆地前進吧~♪」 「話說回來~…,」 「經驗值也漲了不少呢」 「是這樣呢~」 「所以說!差不多也…」 「差不多…?」 「去參加大討伐吧—?」 「那、那是什麽…?」 「那是啊…」 (咽口水…) 「請自己去查吧~♪」 「……」 被搖動的火焰照耀著的 是蘇醒的記憶的碎片 「前去追求…」 在黑暗之中,還有一點就能夠觸及到… 伸出手去,一口氣拉近身邊 「那初始之日…」 擦肩而過的…【既視感】 發問道究竟發生了什麽 「不明白…」 就算自問自答 「真相…」 也沒有能夠回答的人 「太容易找到的話,就不有趣了吧?」 就算思考也一個樣…? 「重複再來…?」 盡是些不懂的事 「記憶低語…」 說著“從今之後就”,終於將那初始… 「將古時的【他】的存在…」 …追尋到了 懲惡揚善,王道就好! 「理所當然的!!」 希望大團圓的話…? 「捷徑是…」 考慮些有的沒的,太蠢了…! 「只要一個勁地前進就好了!」 不用思考只用前進…! 「請慢慢地」 搞不明白的話,一定… 「記憶照耀著…」 船到橋頭自然直,總之先向前沖 「不屈不撓的困難之旅」
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コテ名:もんはん 機種:W53H→Wooo 住み:茨城 生年月日:1987.2.6 性別:女 職業:フリーター←自宅警備 趣味:猫と遊ぶ 特筆事項:元悩み板コテ"蛇" よくいるスレは雑談、猫関連、オカルト関連です。 仲がいい悪いに限らずよく絡むコテは寺島、ミルク、限界、キャシー、椎名、メロ、じゃがあき、虚空 ブログ:もんはん記録 ツイッターID:violetsnake206 情報:インタビュー 画像:意匠製作中 この人気持ち悪いんですけど -- 名無しさん (2009-07-09 12 18 54) この欄をわざわざ見つけていったなら凄いマゾだなw -- もんはん (2009-07-09 17 06 21) スイーツのおしゃべり雑談厨。注意されてもやめない愚図。見つけたら叩くべし。 -- こなし (2009-07-31 15 55 05) スイーツ(笑)に昇格出来て嬉しい><wwwww -- もんはん (2009-08-12 08 08 56) こいつちょっと否定されると必死に言い返してくるよね。 -- ドM (2009-10-18 21 51 41) 必死な感じだね -- 名無しさん (2009-10-26 11 08 58) ドMじゃなきゃコテなんかやってないもん `ァ(*´Д`*) `ァ -- もんはん (2009-11-05 17 15 52) ドだがコテやってますが -- 名無しさん (2009-11-10 19 16 48) ドSだがコテやってますが -- 名無しさん (2009-11-10 19 17 41) あたいこいつも嫌い 扇風機に巻き込まれて死ねばいいのに -- 里芋 (2009-12-08 11 25 12) わりと普通の顔 地味と言えば地味 -- 名無しさん (2009-12-11 00 12 47) 自称ドSコテは何故名無しなのか… -- もんはん (2009-12-11 14 46 12) もんはんあそんでー^^ -- 名無しさん (2009-12-12 00 07 21) なんで質1くるの?VIPの方が面白いんじゃないの? -- 名無しさん (2010-01-17 08 59 29) キモボールに改名しました -- 名無しさん (2010-01-19 17 51 17) 前に負かしてやった。弱かった。 -- 名無しさん (2010-01-24 19 47 07) もんはん鼻でかいよね -- 名無しさん (2010-01-25 23 52 00) 僕普段いるのオカ板… -- もんはん (2010-01-26 07 54 00) 此処でも他のコテと違って必死だなw -- 名無しさん (2010-04-07 11 33 24) もんはんの服装だせぇぇぇ -- 名無しさん (2010-05-10 23 41 03) 髭物の性奴隷 -- 名無しさん (2010-07-16 01 26 18) 正直マジ死んで欲しい。自分が邪魔者だと早く気付いて -- 名無しさん (2010-12-06 09 45 26) 障害者を中傷する引きこもりコテ -- 名無しさん (2011-01-26 14 46 13) もんはんのガキ死ねばいい -- 名無しさん (2016-02-04 17 57 03) 名前 コメント
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ゆっくりが、そう、人間の10歳児程度の知能があれば何か変わっただろうか。 答えは何も変わらない。 「人間の」外の世界ならまだしも、妖怪や宇宙人、天人や幽霊が闊歩するこの幻想郷で、 「人間の」という人間を基準とした評価はあまりに脆弱だった。 それも10歳児など人間の中でも弱い子供と同列ならば、それはこの世の中で何も持ち合わせないのと同じだった。 パチュリー・ノーレッジのような知識ならば害悪にも災厄にも打ち勝てよう。 このゆっくりれいむが持っていたのはそんな洗練されたものではない。 自分が薬物で知能を高められただけの被検体である事も知らない、愚かなゆっくりれいむだった。 「酷い?この実験がかしら?鈴仙、即刻この実験室から退室なさい。すぐに代わりの者をよこして、それから・・・そうしばらく下に出入りしなくて良いわ」 このゆっくりれいむを作った時に弟子と仲違した。 永琳もこれが何の意味も無い、虐待に近い実験だという事は知っている。 10歳児並に知能を引き上げたからと言って、このゆっくりれいむを何かの品評会に出すわけでもない。 死ぬためだけに知能を引き上げられたのだ。 しかし、知りたかったのだ。少しでも賢くなったゆっくりが自分たちをどう評価し、自分たちの行く末に何を思い。 どんな汚い言葉で自分に知能を与えたこの医者を罵り死んでいくかを。 「まったく悪趣味な実験」 八雲紫が背中の方で笑う。 「覗き趣味のあなたに言われたくないわ」 永琳の言葉は弟子との事があったせいか少し刺々しい。 「でも、面白い実験」 二人はゆっくりれいむを上から見ていた。 ゆっくりれいむは二人と自分は対等だと信じていた。 「はじめまして、れいむはれいむだよ。ゆっくりしていってね」 「驚いた。これがゆっくり?ここまでなるものなのね」 「おなまえをおしえてね。れいむちゃんとおぼえるよ」 「紫、八雲紫よ」 「ゆかりさん。うん、れいむゆっくりおぼえたよ」 永琳は兎に言って紫に椅子と飲み物を用意させる。 「気が利くのね」 「話し相手がいないからよ」 「弟子と仲直りすれば良いじゃない」 「お茶菓子も出るわよ」 「・・・弟子なんか放っておけば良いわ」 人口の光、人口の芝生、人口の風、人口の木々。 木陰にテーブルを置き、椅子で囲み、珈琲にたっぷりのミルクを入れる。 「いくつかしら?」 「そうね。あなたが教えてくれたら教えるわ」 永琳は不思議そうな顔をする。 「お砂糖、いくつかしら?」 「・・・二つ」 「あなたも私も歳なんて概念、もう無くなっちゃってるでしょ?」 「あなたの年齢には少し興味あるわ。でも、私のそれを教えるのは絶対に嫌」 紫はスコーンを摘み、口元に運ぶ。 「あら、美味しい」 「気に入ったのなら、追加を焼かせるわ。式神たちにも持って帰ってあげて」 「ええ、そうするわ。・・・追加が来るなら」 紫はゆっくりれいむを呼ぶ。 「ほら、お食べ」 「いいの?」 永琳もいいわよと許可する。 「ゆかりさん、ありがとう」 そう言って、ゆっくりれいむはスコーンにかぶりつく。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」 「これは変わらないのね」 「知能が上がっても、別に本質が変化するわけじゃないわ」 「・・・この子みたいなのをもっと増やしてペットショップでも開けば?売れるわよ」 「そうするための薬があれば、人里に家が建つわ」 「嘘?!いくらしたのよ」 「それに適応できる個体も少ないわ。ショック死した個体が何匹いたか」 「上手くいかないものね」 カフェオレを一口飲み、紫が静かに言う。 「ゆっくりが幻想郷を滅ぼす可能性を考えた事があるかしら?」 「・・・そんな事態になれば、あの時、うちに殴りこんできた連中が黙ってはいないでしょ?」 「それでもよ」 「無いと言えば嘘になるわ。この子だってその検証の一環なんですもの・・・だから、わざわざ来たの?」 「ええ」 ゆっくりれいむはスコーンを食べ終わるとボールで遊びだす。 その様子を見て永琳は笑う。 「アレでは無理よ。せめて、私ぐらい。いいえ、力の無い分、私以上に知能が無いと」 「そう、安心したわ」 「ただ、アレがどこまで通用するかは計ってみたいわね」 「お菓子のお礼よ。手伝ってあげるわ。・・・ねぇ、れいむ、こっちに来てくれるかしら」 ゆっくりれいむはテーブルの上に置かれる。 これから何が始まるのかと問うと永琳は普段とは全く違う冷たい口調で「実験よ」と答えた。 テーブルの前の空間がぐにゃりと歪み、奇妙な隙間が開かれる。 その奥には森が写っている。森にはゆっくりれいむとゆっくりまりさがいる。 「いい。よく見るのよ」 永琳は相変わらず冷たい口調だ。 ゆっくりれいむ達は何か喋っている。 「調節するわ」 紫がそう言うと、急にゆっくりれいむ達の声が聞こえるようになった。 「どうしよう、ごはんがたりないよ」 「あそこにおやさいがいっぱいなってるよ」 「でも、にんげんがちかくにいるからあぶないよ」 「だいじょうぶだよ。まりさにまかせてね」 ゆっくりれいむ達は人間の畑に忍び込み野菜を食べる。 「れいむ、この子達をどう思う?」 紫が微笑む。 「だめだよ。ここはたぶんにんげんさんのはたけだよ。そこのものをかってにとっちゃどろぼうだよ」 「そうね。じゃあ、この子達はどうなるでしょー?」 「ゆ?えーっと・・・」 「正解VTRスタート」 野菜を食べていたゆっくりれいむ達がついに人間に見つかる。 「あ、こいつら。俺の畑のもんを!」 人間は鍬でゆっくりれいむを潰す。 「やめでよ!!ゆっくりあやまっでね!!」 「うるせぇ、お前ら人の野菜をパクパクと!!」 抗議したゆっくりまりさも同様に潰された。 畑に来ていたゆっくりれいむ達は全て殺されてしまった。 その映像を見せられているゆっくりれいむは涙を目に浮かべている。 「まぁ、妥当な所ね。もっと酷い殺され方をする場合もあるわ」 「で、でも、ころすことは」 「あなたは野菜を育てた事がある?」 「れいむはないよ」 「土を耕して毎日水をやって雑草を抜いて肥料を撒いて。あなたにできる?」 永琳が笑って紫の言葉に答える。 「できるわけないじゃない」 「・・・できないよ」 その後からゆっくりれいむも答える。 それからゆっくりれいむはありとあらゆるゆっくり達の行動を見せられた。 それもネガティブなものばかりを。ゆっくりまりさの一家が人間に捕まり切り刻まれる様を。 仲違したゆっくりの群のおぞましい同士討ちを。ゆっくりまりさが不注意から仲間を死に至らしめる所を。 「・・・」 ゆっくりれいむは言葉を失っていた。 自分と同じものがこれほど愚かな生き物なのかと。 「あなたの感想を聞きたいの」 永琳の冷ややかな声がする。 それを無視してゆっくりれいむはテーブルから飛び降りる。 「あら、自殺なんて高尚な事をするのね。これが回答かしら?」 「そうみたいね。紫、さきほどの質問だけれど」 「年齢の事かしら?」 「ゆっくりが幻想郷を滅ぼすって話よ」 「ああ」 「なまじ知能があっても駄目なようね」 永琳は兎を呼び、ゆっくりれいむを片付けさせ、追加のスコーンと珈琲を持ってこさせる。 カフェオレを一口飲んで、永琳が話し始める。 「幻想郷に鬼がいなくなった理由、あなたには釈迦に説法よね」 「ええ、あなたと違って見てきた者ですもの」 「妖怪から見てどう思うかは知らないけど。私からすれば人は正しい判断をしたわ」 「卑怯な手段であっても?」 「ええ、そもそも卑怯って言うのは努力を怠った敗北者が使う言葉よ」 「鬼が聞いたらどう思うかしら」 「ゆっくりにも人間のような・・・ハングリー精神とでも言うのかしら?そういうものがあれば、少しは違ってくると思うわ」 「あなた、科学者の癖におかしい事言うのね。精神論で埋まるほどゆっくりと私達にある溝は浅くないわ」 「・・・出来の良い弟子に影響されたのかもしれないわ」 八雲紫は焼きあがったばかりのスコーンをたくさん持って帰った。 永琳はそれを見送ると、てゐを呼びつけた。 「ビックリした。計画が露呈したのかと思った。てゐ、隠してたゆっくりまりさを出してきて。見つかったのが失敗作でよかった」 「そ、それが・・・」 八雲紫の手にはゆっくりまりさが抱えられていた。 「どうやったら人里を乗っとれると思う?」 その質問にすらすらとゆっくりまりさは答える。 それも妄言ではない。酷く現実的で実行可能な内容を。 「そう」 八雲紫はゆっくりまりさを殺した。 「厄介なのに目を付けられたわ。この実験の続行は無理ね・・・さて」 「どこいくんですか?」 永琳はお盆にカフェオレの入ったマグカップを二つ置く。 「仲直りよ。続行が無理ならせめて中止を私の提案にして、仲直りに利用させてもらうわー」 そう言って永琳は鈴仙の部屋に向かった。 「・・・転んでもただでは起きない」 by118 このSSに感想を付ける
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ゆっくりが、そう、人間の10歳児程度の知能があれば何か変わっただろうか。 答えは何も変わらない。 「人間の」外の世界ならまだしも、妖怪や宇宙人、天人や幽霊が闊歩するこの幻想郷で、 「人間の」という人間を基準とした評価はあまりに脆弱だった。 それも10歳児など人間の中でも弱い子供と同列ならば、それはこの世の中で何も持ち合わせないのと同じだった。 パチュリー・ノーレッジのような知識ならば害悪にも災厄にも打ち勝てよう。 このゆっくりれいむが持っていたのはそんな洗練されたものではない。 自分が薬物で知能を高められただけの被検体である事も知らない、愚かなゆっくりれいむだった。 「酷い?この実験がかしら?鈴仙、即刻この実験室から退室なさい。すぐに代わりの者をよこして、それから・・・そうしばらく下に出入りしなくて良いわ」 このゆっくりれいむを作った時に弟子と仲違した。 永琳もこれが何の意味も無い、虐待に近い実験だという事は知っている。 10歳児並に知能を引き上げたからと言って、このゆっくりれいむを何かの品評会に出すわけでもない。 死ぬためだけに知能を引き上げられたのだ。 しかし、知りたかったのだ。少しでも賢くなったゆっくりが自分たちをどう評価し、自分たちの行く末に何を思い。 どんな汚い言葉で自分に知能を与えたこの医者を罵り死んでいくかを。 「まったく悪趣味な実験」 八雲紫が背中の方で笑う。 「覗き趣味のあなたに言われたくないわ」 永琳の言葉は弟子との事があったせいか少し刺々しい。 「でも、面白い実験」 二人はゆっくりれいむを上から見ていた。 ゆっくりれいむは二人と自分は対等だと信じていた。 「はじめまして、れいむはれいむだよ。ゆっくりしていってね」 「驚いた。これがゆっくり?ここまでなるものなのね」 「おなまえをおしえてね。れいむちゃんとおぼえるよ」 「紫、八雲紫よ」 「ゆかりさん。うん、れいむゆっくりおぼえたよ」 永琳は兎に言って紫に椅子と飲み物を用意させる。 「気が利くのね」 「話し相手がいないからよ」 「弟子と仲直りすれば良いじゃない」 「お茶菓子も出るわよ」 「・・・弟子なんか放っておけば良いわ」 人口の光、人口の芝生、人口の風、人口の木々。 木陰にテーブルを置き、椅子で囲み、珈琲にたっぷりのミルクを入れる。 「いくつかしら?」 「そうね。あなたが教えてくれたら教えるわ」 永琳は不思議そうな顔をする。 「お砂糖、いくつかしら?」 「・・・二つ」 「あなたも私も歳なんて概念、もう無くなっちゃってるでしょ?」 「あなたの年齢には少し興味あるわ。でも、私のそれを教えるのは絶対に嫌」 紫はスコーンを摘み、口元に運ぶ。 「あら、美味しい」 「気に入ったのなら、追加を焼かせるわ。式神たちにも持って帰ってあげて」 「ええ、そうするわ。・・・追加が来るなら」 紫はゆっくりれいむを呼ぶ。 「ほら、お食べ」 「いいの?」 永琳もいいわよと許可する。 「ゆかりさん、ありがとう」 そう言って、ゆっくりれいむはスコーンにかぶりつく。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」 「これは変わらないのね」 「知能が上がっても、別に本質が変化するわけじゃないわ」 「・・・この子みたいなのをもっと増やしてペットショップでも開けば?売れるわよ」 「そうするための薬があれば、人里に家が建つわ」 「嘘?!いくらしたのよ」 「それに適応できる個体も少ないわ。ショック死した個体が何匹いたか」 「上手くいかないものね」 カフェオレを一口飲み、紫が静かに言う。 「ゆっくりが幻想郷を滅ぼす可能性を考えた事があるかしら?」 「・・・そんな事態になれば、あの時、うちに殴りこんできた連中が黙ってはいないでしょ?」 「それでもよ」 「無いと言えば嘘になるわ。この子だってその検証の一環なんですもの・・・だから、わざわざ来たの?」 「ええ」 ゆっくりれいむはスコーンを食べ終わるとボールで遊びだす。 その様子を見て永琳は笑う。 「アレでは無理よ。せめて、私ぐらい。いいえ、力の無い分、私以上に知能が無いと」 「そう、安心したわ」 「ただ、アレがどこまで通用するかは計ってみたいわね」 「お菓子のお礼よ。手伝ってあげるわ。・・・ねぇ、れいむ、こっちに来てくれるかしら」 ゆっくりれいむはテーブルの上に置かれる。 これから何が始まるのかと問うと永琳は普段とは全く違う冷たい口調で「実験よ」と答えた。 テーブルの前の空間がぐにゃりと歪み、奇妙な隙間が開かれる。 その奥には森が写っている。森にはゆっくりれいむとゆっくりまりさがいる。 「いい。よく見るのよ」 永琳は相変わらず冷たい口調だ。 ゆっくりれいむ達は何か喋っている。 「調節するわ」 紫がそう言うと、急にゆっくりれいむ達の声が聞こえるようになった。 「どうしよう、ごはんがたりないよ」 「あそこにおやさいがいっぱいなってるよ」 「でも、にんげんがちかくにいるからあぶないよ」 「だいじょうぶだよ。まりさにまかせてね」 ゆっくりれいむ達は人間の畑に忍び込み野菜を食べる。 「れいむ、この子達をどう思う?」 紫が微笑む。 「だめだよ。ここはたぶんにんげんさんのはたけだよ。そこのものをかってにとっちゃどろぼうだよ」 「そうね。じゃあ、この子達はどうなるでしょー?」 「ゆ?えーっと・・・」 「正解VTRスタート」 野菜を食べていたゆっくりれいむ達がついに人間に見つかる。 「あ、こいつら。俺の畑のもんを!」 人間は鍬でゆっくりれいむを潰す。 「やめでよ!!ゆっくりあやまっでね!!」 「うるせぇ、お前ら人の野菜をパクパクと!!」 抗議したゆっくりまりさも同様に潰された。 畑に来ていたゆっくりれいむ達は全て殺されてしまった。 その映像を見せられているゆっくりれいむは涙を目に浮かべている。 「まぁ、妥当な所ね。もっと酷い殺され方をする場合もあるわ」 「で、でも、ころすことは」 「あなたは野菜を育てた事がある?」 「れいむはないよ」 「土を耕して毎日水をやって雑草を抜いて肥料を撒いて。あなたにできる?」 永琳が笑って紫の言葉に答える。 「できるわけないじゃない」 「・・・できないよ」 その後からゆっくりれいむも答える。 それからゆっくりれいむはありとあらゆるゆっくり達の行動を見せられた。 それもネガティブなものばかりを。ゆっくりまりさの一家が人間に捕まり切り刻まれる様を。 仲違したゆっくりの群のおぞましい同士討ちを。ゆっくりまりさが不注意から仲間を死に至らしめる所を。 「・・・」 ゆっくりれいむは言葉を失っていた。 自分と同じものがこれほど愚かな生き物なのかと。 「あなたの感想を聞きたいの」 永琳の冷ややかな声がする。 それを無視してゆっくりれいむはテーブルから飛び降りる。 「あら、自殺なんて高尚な事をするのね。これが回答かしら?」 「そうみたいね。紫、さきほどの質問だけれど」 「年齢の事かしら?」 「ゆっくりが幻想郷を滅ぼすって話よ」 「ああ」 「なまじ知能があっても駄目なようね」 永琳は兎を呼び、ゆっくりれいむを片付けさせ、追加のスコーンと珈琲を持ってこさせる。 カフェオレを一口飲んで、永琳が話し始める。 「幻想郷に鬼がいなくなった理由、あなたには釈迦に説法よね」 「ええ、あなたと違って見てきた者ですもの」 「妖怪から見てどう思うかは知らないけど。私からすれば人は正しい判断をしたわ」 「卑怯な手段であっても?」 「ええ、そもそも卑怯って言うのは努力を怠った敗北者が使う言葉よ」 「鬼が聞いたらどう思うかしら」 「ゆっくりにも人間のような・・・ハングリー精神とでも言うのかしら?そういうものがあれば、少しは違ってくると思うわ」 「あなた、科学者の癖におかしい事言うのね。精神論で埋まるほどゆっくりと私達にある溝は浅くないわ」 「・・・出来の良い弟子に影響されたのかもしれないわ」 八雲紫は焼きあがったばかりのスコーンをたくさん持って帰った。 永琳はそれを見送ると、てゐを呼びつけた。 「ビックリした。計画が露呈したのかと思った。てゐ、隠してたゆっくりまりさを出してきて。見つかったのが失敗作でよかった」 「そ、それが・・・」 八雲紫の手にはゆっくりまりさが抱えられていた。 「どうやったら人里を乗っとれると思う?」 その質問にすらすらとゆっくりまりさは答える。 それも妄言ではない。酷く現実的で実行可能な内容を。 「そう」 八雲紫はゆっくりまりさを殺した。 「厄介なのに目を付けられたわ。この実験の続行は無理ね・・・さて」 「どこいくんですか?」 永琳はお盆にカフェオレの入ったマグカップを二つ置く。 「仲直りよ。続行が無理ならせめて中止を私の提案にして、仲直りに利用させてもらうわー」 そう言って永琳は鈴仙の部屋に向かった。 「・・・転んでもただでは起きない」 by118 このSSに感想を付ける